システムは楽になるために【デジタルプロフェッショナル学科】

ノーコードツールのkintoneのCMにあるように、
システム化は楽をするためにあります。

プログラムも、人間が行うと手間と労力がかかることを
自動化するためにあります。
なので、

「仕事は苦しければ苦しいほどよい」
「仕事を通して精神を鍛える」
「苦行をすることに価値がある」

といった根性論的なマインドとITはうまくかみ合いません。
労力を使って「どれだけ頑張って働くか」よりも、
頭を使って「どれだけ頑張らないですむか」を
考えていくのがシステムエンジニアリングの基本です。

「残業したくないな」
「今よりももっと楽ができるいい方法はないかな」
「もっと楽になるように変えていこう」
という発想がなかなか出てこない日本の現場も・・・中にはあります。
結果ではなくて、どれだけ頑張ったかを重視する組織、
残業や人海戦術でカバーしようという発想の組織では、
システム化はうまく進まないものです。
そういった組織は、生産性が低いため、
結果として、競争力を失ってしまうのです。