プログラミング教育のメリット【デジタルプロフェッショナル学科】

『子どもを億万長者にしたければ プログラミングの基礎を教えなさい』
(松林弘治著、KADOKAWA)を先日、読み終わりました。
ずいぶん刺激的なタイトルですが、
「なぜこんなタイトルにしたんだろう?」といぶかるぐらい、
中身はきわめてオーソドックスな内容でした。
著者は、プログラミング教育について、
将来、プログラミングを職業にする人のためだけではなく、
どの職業に就く人にもメリットがあると主張しています。

・ものごとの仕組みをより深く考えるきっかけになる
・じっくりと論理的・創造的に考える訓練になる
・世界を別の視点から捉える機会になる

まったくその通りだと思います。
前にもブログで書いたとおり、私としては一番のメリットは、
何より「忍耐力がつく」点であると主張したいですが。

ちなみに、気になる、億万長者になれるか、ですが、
著者によれば、
「億万長者になれるかは、本人の頑張り次第です。
運もあるでしょう。ただ、(プログラミングで培った力は)
激変する未来を生き抜く力にきっとなるはずです。」
とのこと。
偽りのない穏当な回答ですね。