TED Talks【デジタルプロフェッショナル学科】
TED Talksをご存じでしょうか?
世界の一流の学者、経営者、エンターテイナーたちが行う
約15分間のプレゼンテーションの模様を
インターネット上で公開しています。
https://www.ted.com/talks?language=ja
リチャード・ドーキンス、ジェフ・ベゾス、
ビル・クリントン、グレタ・トゥーンベリ、
イーロン・マスク、ボノ・・・。
日本人も登壇しています。
「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトで著名な
新井紀子教授が講演しているのを最近知りました。
https://www.ted.com/talks/noriko_arai_can_a_robot_pass_a_university_entrance_exam?language=ja
約15分間と短く、
一般の人がわかりやすいレベルで話してくれるので、
とても聞きやすいです。
ほぼすべて講演者は英語で話しますが、
ボランティアによって多くの動画に
日本語の字幕がつけられています。
とてもありがたいです。
内容は多岐にわたり、素晴らしいものが多いので、
いつかこのブログでもご紹介する機会があると思います。
先日、私の授業でも学生に紹介しました。
内容もさるものながら、学生の皆さんには
プレゼンテーションの仕方を学んでほしいと思っています。
プレゼンの上達のポイントは、他の学習と同じですが、
いい実例を見て、真似ることです。
・自信を持って堂々としゃべる。
・ユーモアを入れてなごませる。
・準備が行き届いていてスムーズな進行。
・観客に問いかけ、観客を巻き込む。
よいプレゼンテーションはここらへんが
共通していると思います。
余談ですが、私も例外ではなく、なぜ
日本人はプレゼンが下手なんでしょうか。
大勢の前だとガチガチに緊張してしまいます。
一説では、大勢の人前で話すときに緊張するのは、
集団(共同体)に反することをうっかり公言して、
集団(共同体)から追放されてしまうことへの
恐れの記憶が脳にあるから、だそうです。
この説がどこまで本当かわかりませんが、
小さい頃から学校や地域で何度もスピーチを見聞きし、
実際に自分がスピーチをする機会を持って育った人たちは、
やっぱり日本人と違うな、場慣れしているんだろうなと、
しみじみ思います。
日本の教育も変わってきていて、
インプットだけでなく、アウトプットを重視する
方向になってきているので、人前でも自信を持って臆せずに
しゃべれる世代が台頭してくることを期待しています。